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えびの市のキャンプ場完全ガイド|標高1,200mの天然温泉付きキャンプ場から絶景オートキャンプまで

宮崎県えびの市には、九州屈指の自然環境を誇る魅力的なキャンプ場が2つあります。標高1,200mの高原に位置し天然温泉が楽しめる「えびの高原キャンプ村」と、霧島連山の絶景が望める「矢岳高原ベルトンオートキャンプ場」。どちらも地元民が自信を持っておすすめできる、初心者からベテランまで満足できるキャンプ場です。

この記事では、えびの市で実際にキャンプを楽しんできた地元民の視点から、2つのキャンプ場の魅力や使い分け、アクセス情報まで詳しくご紹介します。
※記事内の情報は2025年1月時点のものです。最新情報は各キャンプ場にお問い合わせください。

1.えびの高原キャンプ村|天然温泉付きの本格キャンプ場

霧島錦江湾国立公園の大自然の中で過ごす贅沢

えびの高原キャンプ村は、霧島錦江湾国立公園内の標高1,200mに位置する本格的なキャンプ場です。最大の特徴は、なんといっても全国でも珍しい天然温泉を備えたキャンプ場であること。登山やトレッキングで汗を流した後に、すぐに温泉に浸かれる贅沢さは、他のキャンプ場ではなかなか味わえません。

夏場の平均気温は約24度と涼しく、標高が高いため蚊がほとんどいないのも大きな魅力。快適にキャンプを楽しめる環境が整っています。

リニューアルされた温泉施設が魅力

2022年8月にリニューアルオープンした浴場施設は、大浴場、シャワー室に加え、家族風呂も完備。特に注目なのが、薪で温泉を沸かす体験ができる五右衛門風呂です。事前予約制ですが、お子様との思い出作りにぴったりの体験となるでしょう。

温泉の泉質は「炭酸水素塩泉」「塩化物泉」「硫酸塩泉」で、美肌効果や冷え性の改善に効果があるとされています。立ち寄り湯としても利用できるので、登山やハイキングの後に気軽に立ち寄ることも可能です。

3つのサイトから選べる宿泊スタイル

えびの高原キャンプ村では、滞在スタイルに合わせて3つのエリアから選べます。

Aケビンサイト
山小屋風のケビン(コテージ)が並ぶエリア。アウトドア初心者や、小さなお子様連れのファミリーにおすすめです。テント泊に不安がある方でも、快適に自然を満喫できます。

Bテントサイト
駐車場から近く、荷物の搬入がしやすいのが特徴。キャンプファイヤーサークルもあり、グループでの利用に最適です。

Cテントサイト
ウッドデッキ付きのサイトもあり、アカマツ林に囲まれた静かな環境で過ごせます。ソロキャンパーや、よりプライベート感を求める方におすすめです。

各エリアには炊飯棟やバリアフリー対応のトイレが完備されており、設備面でも充実しています。

登山やトレッキングのベースキャンプに最適

えびの高原キャンプ村の周辺には、霧島連山の最高峰・韓国岳(からくにだけ)をはじめ、甑岳、白鳥山、えびの岳などのトレッキングコースが充実しています。3つの火口湖を巡る池めぐり自然探勝路も人気で、キャンプ場をベースに様々なアクティビティを楽しむことができます。

登山やトレッキングをされる方は、予定帰着時刻をセントラルロッジのスタッフに伝えておくことが推奨されています。安全管理の面でも安心できる体制が整っています。

四季折々の自然を満喫

えびの高原キャンプ村の敷地は、世界中でえびの高原だけに自生する天然記念物「ノカイドウ」の自生地となっています。4月下旬から5月上旬にかけて、桜よりも一回り小さな桃色がかった白い花が咲き誇る光景は圧巻です。

5月下旬から6月上旬には、霧島を代表する「ミヤマキリシマ」が開花。その後も大山レンゲや夏つばきなど、季節ごとに異なる植物を楽しめます。秋には鮮やかな紅葉、冬には南九州では珍しい樹氷と、1年を通して訪れる価値があるキャンプ場です。

9月下旬から10月中旬にかけては、キャンプ場の名前の由来となった「えび色」のススキが一面に広がります。ススキが高原の風に揺れる光景は、えびの高原ならではの絶景です。

営業期間と利用時間

営業期間は4月1日から11月30日、および12月20日から1月12日までです。冬季(12月1日〜12月19日、1月13日〜3月31日)は閉村となるため、注意が必要です。

宿泊の基本時間は、チェックイン午後2時から、チェックアウト午前10時まで。アーリーチェックインやレイトチェックアウトも可能で、別途料金で午前11時からのチェックインや、午後2時までの延長も対応してもらえます。濡れたテントを乾かす時間を確保したい方には便利なオプションです。

2.矢岳高原ベルトンオートキャンプ場|眺望抜群のオートキャンプ場

JR日本三大車窓の一つ、加久藤カルデラの絶景

標高約700mの矢岳高原に位置する「矢岳高原ベルトンオートキャンプ場」は、ウェスタンスタイルの開放的なオートキャンプ場です。最大の魅力は、目の前に広がるえびの平野と霧島連山の大パノラマ。キャンプ場近くの矢岳高原展望台からは、JR日本三大車窓の一つに数えられる加久藤カルデラの雄大な田園風景を一望できます。

夜には満天の星空が広がり、街灯が少ない環境ならではの美しい星空観察が楽しめます。標高が高いため、夏場も涼しく快適に過ごせるのが特徴です。

充実した設備で初心者も安心

場内のセントラルハウスには、シャワールームやコインランドリーなど、快適に過ごすための設備が整っています。炊飯棟やトイレも清潔に管理されており、口コミでも「トイレがとてもきれい」という声が多く見られます。

アウトドア初心者や家族連れ、女性でも安心して利用できる充実した施設が魅力です。ティピーやログハウスも用意されているため、テント泊に不安がある方でも気軽にキャンプを楽しめます。

多彩なサイトタイプ

オートサイトは、電源なしサイトが6区画、電源ありサイトが42区画あり、キャンピングカーサイトも完備されています。サイトは芝生で気持ちよく、各サイトに車を横付けできるため、荷物の積み下ろしも楽々です。

場内には高低差があるため、サイトによっては階段を上り下りする必要があります。予約時や受付時に、体力や希望に応じた場所を相談すると良いでしょう。

周辺の温泉施設も充実

キャンプ場から車で数分の距離に、京町温泉や吉田温泉があります。キャンプ場内に温泉施設はありませんが、近隣の温泉施設を利用することで、温泉とキャンプの両方を楽しむことができます。野口雨情や種田山頭火の文学碑など、文化的なスポットにも触れられるのも魅力です。

営業期間と料金

営業期間は通年ですが、メインシーズンは4月1日から9月30日までです。入場料は大人(中学生以上)310円、小人(小学生)160円、未就学児は無料。サイト使用料は、オート1区画3,670円、AC電源付き1区画4,710円、キャンピングカー1区画5,760円となっています。

チェックインは15時、チェックアウトは10時で、デイキャンプは10時から15時まで利用可能です。

2つのキャンプ場、どう使い分ける?

えびの市の2つのキャンプ場は、それぞれ異なる魅力があります。使い分けのポイントをまとめました。

えびの高原キャンプ村がおすすめな方

  • 天然温泉を楽しみたい方
  • 登山やトレッキングをメインに考えている方
  • より本格的なアウトドア体験がしたい方
  • 標高の高い場所で涼しく過ごしたい夏キャンパー
  • 四季折々の高山植物を楽しみたい方

矢岳高原ベルトンオートキャンプ場がおすすめな方

  • 車の横付けができるオートキャンプを楽しみたい方
  • 眺望を重視する方
  • 電源付きサイトを希望する方
  • キャンプ初心者やファミリー
  • 近隣の京町温泉エリアも観光したい方

どちらのキャンプ場も、えびの市の豊かな自然を満喫できる素晴らしい場所です。滞在スタイルや目的に合わせて選んでみてください。

アクセス情報

えびの高原キャンプ村へのアクセス

車の場合 九州自動車道「えびのIC」より車で約40分 鹿児島空港より車で約50分 鹿児島県霧島市内より車で約50分

住所:〒889-4302 宮崎県えびの市大字末永1470番地 電話:0984-33-0800

駐車場は約65台分あり、キャンプ村利用者は無料です。満車の場合は、えびのエコミュージアムセンター付近の駐車場(普通車500円/日)の利用が推奨されています。

矢岳高原ベルトンオートキャンプ場へのアクセス

車の場合 九州自動車道「えびのIC」より国道268号で京町温泉方面へ、国道447号、県道408号経由で約15km、約25分

公共交通機関の場合 JR吉都線「京町温泉駅」より徒歩約20分、車で約3分(駅から送迎あり)

住所:〒889-4165 宮崎県えびの市大字西川北1377-2 電話:0984-37-1033

まとめ

えびの市の2つのキャンプ場は、どちらも九州を代表する自然環境の中で、快適なキャンプ体験ができる施設です。標高1,200mの天然温泉付きキャンプ場「えびの高原キャンプ村」は、登山やトレッキングと組み合わせた本格的なアウトドア体験に最適。標高700mの「矢岳高原ベルトンオートキャンプ場」は、眺望抜群のオートキャンプが楽しめる家族向けのキャンプ場です。

夏は涼しく、蚊も少なく、四季折々の自然を満喫できるえびの市のキャンプ場。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。キャンプの後は、えびの市観光の穴場スポットも巡ってみると、より充実した旅になるはずです。

※記事内の情報は2025年1月時点のものです。最新情報は各キャンプ場にお問い合わせください。

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